2018年4月7日土曜日

ケーブルラック(3)-設定編

幅と高さ

ケーブルラックの幅と高さは、オプションバーで選択できます。
幅の選択肢の作成方法
この選択肢は以下の手順で設定します。
  1. [管理]タブ>[設定]パネル>[MEP設定▼]>[電気設定]
  2. [ケーブルラック設定]>[サイズ]
  3. ここには幅と高さに使用するすべてのサイズが表示されます。
    MEP設定
  4. 不要なサイズを選択して[サイズを削除]または、[サイズを新規作成]でサイズを登録します。
作成した後であればインスタンスパラメータの幅と高さの値で変更できます。

ケーブルラックのタイプ

ケーブルラックはシステムタイプですが、建築系の壁や床とは異なり、様々な場面で使用するファミリの集合体です。
経路を作成すると自動的に適切なファミリが採用される
ケーブルラックが曲がったり交差したりするとき、どの継手を使用するのか、タイプによって定義されています。この仕組みは配管もダクトも同じです。

経路のタイプを一括で変更するには

ケーブルラックの一つをマウスオーバーして、何度かTABキーを押すとすべての経路にあるすべてのケーブルラックが選択されます。プロパティウィンドゥでタイプを変更しようとしても、「複数のカテゴリが選択されました」と表示されて、タイプを変更できません。
ケーブルラックとケーブルラック継手を選択しているからです
こんなときは、リボンの[修正|複数選択]タブ>[編集]パネル>[タイプを変更]をクリックして、再びプロパティウィンドゥでタイプを選択します。
ケーブルラックのタイプを変更
ケーブルラックはMEP要素の中でも比較的簡単な要素です。システムなどの複雑な設定も全く関係ありませんので、安心して作成使用できます。