2020年5月16日土曜日

ブラケット手摺(2)

ブラケットは手摺子で

ブラケットは「手摺子」ファミリです。メーカーから提供されているCADデータを使って手摺子のファミリを作成してみましょう。
手摺子でつくる

ファミリ作成

基本

  1. ファミリ>新規作成 で「手摺子(メートル単位).rft」を開く。
  2. 立面図>正面を開く
  3. 作成タブ>作業面パネル>セット
  4. 参照面:中心(正面/背面)を選択
    作業面を設定
  5. 挿入タブ>読込パネル>CAD読込で下の図のように設定して、メーカーサイトからダウンロードしてDWG/DXFファイルを読み込む。
    CADデータを読み込む
  6. ビューにある水平の参照面がホストへのアタッチ面(この場合は上部レールの下端)、垂直の線が手摺のパス(マゼンタのスケッチライン)になることを考慮してCAD図を位置合わせする。
    位置合わせに注意
  7. 作成パネル>フォーム>押し出しで、柄の部分をなぞります。階段に使う場合も考慮して、水平の参照面より少し上まで延ばすようにします。
    • 製作用のモデルではないので、過度にリアリティを求めず、おさまりの検討とデザインの検討ができる、バランスのよい、適切な詳細度でモデルを作成するようにしてください。
  8. モードパネル>✔
  9. 立面図>左のビューを開きます。
  10. 作成タブ>作業面パネル>セットで「参照面:中心(左/右)」を選択
  11. 新たに斜めの参照面を加えて、図のように寸法を作成してロックします。この斜めの参照面は階段で使用するときに柄の部分の天端を階段の勾配に沿って削るときに使用します。
    参照面と寸法を追加
  12. 作成タブ>フォームパネル>ボイド>押し出し で、下の図ようにスケッチし、押し出し終端を80とする。
  13. 3Dを表示し、柄の部分がカットされていることを確認。
  14. プロパティウィンドウでマテリアルの関連付けボタンを押して、「マテリアル_柄」というマテリアルを作成してOK
    マテリアルにパラメータを関連付ける
  15. 再び正面を表示して、作成タブ>フォームパネル>押し出しでカバーの部分をスケッチする。
    カバーの部分をスケッチ
  16. 押出 終端を16.5、押出 始端を-16.5
  17. マテリアルの関連付けボタンを押して、「マテリアル_カバー」を作成して関連付ける。
  18. モードパネル>✔
  19. CAD図を選択して削除

重要:拘束の確認

CAD図をスケッチして作成すると、思わぬ位置にスケッチラインが拘束されていることがあります。ちょっと試運転をして、間違いがないかどうか確認します。
  1. プロパティパネル>ファミリタイプ
  2. 手摺子の高さ(規定値)の値を1200にして適用
  3. 形状に乱れがないか確認する。
  4. 同様に様々な数字に変更して、確認する。
  5. 上部のカット角度(規定値)の値を60にして適用。
  6. 形状に乱れがないか確認する。
  7. 同様に様々な数字に変更して、確認する。
  8. OK
  9. 名前を付けて保存

自動スケッチ寸法

もし、形がおかしくなるようであれば、
  1. 形状がおかしくなったフォームをスケッチしたビュー(ここでは正面)で選択
  2. モードパネル>押し出しを編集
  3. 表示タブ>グラフィックスパネル>表示/グラフィックス
  4. 注釈カテゴリタブ>寸法>自動スケッチ寸法に✔
    自動スケッチ寸法に✔
  5. 下の図のように青色の寸法が表示されます。これがRevitが自動で作成した寸法です。この寸法を吟味して、おかしな拘束がないかどうか確認し、寸法の付け替えや削除を行います。
    自動スケッチ寸法に注意

タイプの作成

タイプを作成します。今回タイプパラメータはマテリアルのみなので、柄の部分とカバーの部分にお好みのマテリアルを設定して、複数のタイプを用意してみます。
オーク

ナチュラル

最後にパージを忘れずに

DWGファイルを読み込んだのでいろいろと余計な情報がファミリに入っています。これらをすべて削除してからプロジェクトにロードします。

  1. 管理>設定パネル>未使用の項目を削除
  2. OK
  3. 何も項目がなくなるまで何度か繰り返す
次回はこれらを組み合わせて、実際に手すりを作成します。

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