地形をCADからつくる方法
地形ソリッドはCSVまたはCADデータから作成することができます。今回はAutoCADを使って「なめらか」で「整形」な地形ソリッドを作る方法をご紹介します。
AutoCADで等高線を作成
まずAutoCADで等高線を作成します。作成方法のポイントは
- 等高線はポリラインで作成
- 広めに作成する
の2点です。
等高線
なめらかな地形を作成するには、等高線が欠かせません。AutoCADで等高線を作成するオブジェクトはポリライン(PLINE)が最適です。まず、主要な点を直線で結びます。
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| ポリラインで等高線の概形を作成 |
その後ポリライン編集(PEDIT)でスプライン(S)にします。
![]() |
| ポリライン編集でスプライン化する |
さらに要素のプロパティ「高度」に、等高線の高さを設定します。この時の高度は、Revit上で再現したい高さ、例えば設計GLからの相対高さで指定しておくと便利です。
| "高度"に等高線の高さを設定する |
地形ソリッドをCADから作成するには、立体モデルが必要です。ポリラインでなくても線分(LINE)や円弧(ARC)などの要素でもよいのですが、Z方向の高さを設定することを考えるとポリラインが最も効率よく等高線を作成できます。
| 高度を設定したポリライン |
広めに作成する(推奨)
必要な部分より大きめに作成することをお勧めします。広めに作っておいて必要なところだけを切り取ることで地形ソリッドの端部がきれいに切り落とされます。
Revitで地形ソリッドを作る
まず作成したAutoCADのデータを、[挿入]>[CADリンク]または[CAD読み込み]を使ってプロジェクトにロードします。CADデータは3Dとして読み込むので、現在のビューのみのチェックを外しておきます。また、適切な読み込み単位を指定してください。
| CADリンクまたはCAD読込 |
3DビューでCADデータが立体として取り込まれていることを確認してください。
| CADデータが立体として取り込まれる |
[マス&外構]>[地形ソリッド▼]>[読み込みから作成]をクリックし、[修正|読み込みから地形ソリッドを作成]>[CADから作成]を選択します。
画面上で読み込んだCADをクリックし、等高線が描画されているレイヤ名にチェックを入れてOKすると、地形ソリッドが作成されます。
必要な部分の切り取り
配置図など、作成した地形ソリッド全体を見ることができる平面ビューを開きます。
[修正]>[修正]>[要素を分割(SL)]で、地形ソリッドを選択します。
| 要素を分割で地形ソリッドを指定 |
[修正|スケッチを分割]>[描画]で必要な範囲を囲みます。
| 必要な範囲をスケッチ |
✔で編集を終了し、不要な部分を削除します。
| 分割された地形ソリッド |
リンクまたは読み込んだCADデータは削除しても問題ありません。
地形ソリッドのレベルを合わせる
作成された地形ソリッドの基準レベルを、AutoCADで設定した高さの基準レベルに合わせると、適切な高さに地盤が配置されます。
| なめらかな地形ソリッドが作成されました。 |

