2018年8月18日土曜日

基礎伏図に1階の床梁を表示するには?

アンダーレイ(下敷参照図)

基礎伏図で1階床梁の見上げを破線で表示したい場合、いくつかの方法がありますが最も手軽な方法はアンダーレイ(下敷参照図)を使うことです。ラインワークを使わず確実にすべての情報を表示することができます。

手順

下の図のような基礎伏図に上方の形状を表示してみます。
基礎伏図
このA断面は次のようになっています。
基礎下端レベルと1FL
基礎下端レベルと1FLがあることに注目してください

  1. 基礎伏図のビュープロパティ[下敷参照図]グループで
    • [範囲:下部レベル]を[基礎下端]に
    • [図面見方向]を[1FL]に
    • [下敷参照図の方向]を[見上げ]に設定
      下敷参照図の設定
  2. [管理]タブ>[その他の設定]>[ハーフトーン/下敷参照図]
  3. [下敷参照図グループ]で
    • [太さ]を[1]
    • [パターン]を[破線]
    • [ハーフトーンを適用]のチェックをオフ
      ハーフトーンは使わない
以上で結構手軽に1FL の床梁を破線で表示することができるようになります。要素が表示されるので、もちろんタグを付加することができます。
タグも寸法も作成できます

下敷参照図の設定はすべてに及ぶため、他のビューも影響をうけますが、上部の情報を手軽に表示するには大変便利な方法です。