2026年4月5日日曜日

RevitプロパティをIFCに書き出す

書き出し設定

RevitからIFCデータを書き出す場合、次の手順を取ります

  1. ファイル>書き出し>IFC
  2. IFC書き出しダイアログボックスで書き出し設定を選択して"書き出し"

と、簡単な手続きで出力できます。いろいろな書き出し設定がありますが、現在おそらくもっとも無難な選択肢は

  • IFC4 Reference View [建築]
  • IFC4 Reference View [構造]
  • IFC4 Reference View [建物設備]

のいずれかで、「迷ったらこれ」です。しかし、もし古い環境や相手の指定がある場合は

  • IFC 2x3 Coordination View 2.0

を使うことになります。

いろいろな書き出し設定があるけれど…

項目名の読み方

また、項目名に含まれる次の文字が意味するところは

  • Coordination(調整)系 → 他ソフトとの干渉チェック・統合用
  • Reference View → 「見る専用」=最も安全・互換性が高い
  • Design Transfer → 編集・再利用したいとき
  • COBie / FM → 施設管理データ用
  • IFC4 / IFC4x3 → 新しい規格(基本はIFC4以上を優先)

と考えてください。

出力したIFCを確認する

Revitユーザーならば、出力したIFCを確認する手段はACC DocsまたはNavisworksが使えます。Revitに標準添付のサンプル設備.rvtを書き出し設定"IFC4 Reference View [建物設備]"で出力したIFCデータを開いて、任意のダクトを選択してみると、Revitのプロパティの値は全く出力されていないことがわかります。

Navisworksの場合
ACC Docsの場合

これではダクトの径、ダクトのシステムなどの重要な情報が全く分かりません。どうすればRevitのパラメータの値を出力できるでしょうか?

書き出し設定を編集する

一番簡単な方法はRevitのプロパティをすべて書き出す、という方法です。これは書き出し設定をちょっとだけ編集すれば可能です。

  1. ファイル>書き出し>IFC
  2. "IFCを書き出し"ダイアログボックスで書き出し設定の[設定を変更...]ボタンをクリック
  3. "設定を修正"ダイアログボックスで、目的の書き出し設定(ここでは<IFC4 Reference View [建物設備] 設定>)を選択し、"選択した設定に基づいて新しい設定を作成します。"のボタンをクリック
  4. "新しい書き出し設定"ダイアログボックスで、名前をつけてOK。名前を付けることで次回から簡単に設定を呼び出せます。
  5. "設定を修正"ダイアログボックスのプロパティセットタブで"Revitプロパティセットを書き出し"をチェックしてOK
    Revitプロパティセットを書き出しに✔

  6. 後はファイル名を指定して書き出しボタンを押して書き出します。
このようにすれば、NavisworksでもACCでもRevitのプロパティを見ることができます。ただし値のないプロパティは書き出されません。
Navisworks
ACC Docs