書き出し設定
RevitからIFCデータを書き出す場合、次の手順を取ります
- ファイル>書き出し>IFC
- IFC書き出しダイアログボックスで書き出し設定を選択して"書き出し"
と、簡単な手続きで出力できます。いろいろな書き出し設定がありますが、現在おそらくもっとも無難な選択肢は
- IFC4 Reference View [建築]
- IFC4 Reference View [構造]
- IFC4 Reference View [建物設備]
のいずれかで、「迷ったらこれ」です。しかし、もし古い環境や相手の指定がある場合は
- IFC 2x3 Coordination View 2.0
を使うことになります。
| いろいろな書き出し設定があるけれど… |
項目名の読み方
また、項目名に含まれる次の文字が意味するところは
- Coordination(調整)系 → 他ソフトとの干渉チェック・統合用
- Reference View → 「見る専用」=最も安全・互換性が高い
- Design Transfer → 編集・再利用したいとき
- COBie / FM → 施設管理データ用
- IFC4 / IFC4x3 → 新しい規格(基本はIFC4以上を優先)
と考えてください。
出力したIFCを確認する
Revitユーザーならば、出力したIFCを確認する手段はACC DocsまたはNavisworksが使えます。Revitに標準添付のサンプル設備.rvtを書き出し設定"IFC4 Reference View [建物設備]"で出力したIFCデータを開いて、任意のダクトを選択してみると、Revitのプロパティの値は全く出力されていないことがわかります。
| Navisworksの場合 |
| ACC Docsの場合 |
これではダクトの径、ダクトのシステムなどの重要な情報が全く分かりません。どうすればRevitのパラメータの値を出力できるでしょうか?
書き出し設定を編集する
一番簡単な方法はRevitのプロパティをすべて書き出す、という方法です。これは書き出し設定をちょっとだけ編集すれば可能です。
- ファイル>書き出し>IFC
- "IFCを書き出し"ダイアログボックスで書き出し設定の[設定を変更...]ボタンをクリック
- "設定を修正"ダイアログボックスで、目的の書き出し設定(ここでは<IFC4 Reference View [建物設備] 設定>)を選択し、"選択した設定に基づいて新しい設定を作成します。"のボタンをクリック
- "新しい書き出し設定"ダイアログボックスで、名前をつけてOK。名前を付けることで次回から簡単に設定を呼び出せます。
- "設定を修正"ダイアログボックスのプロパティセットタブで"Revitプロパティセットを書き出し"をチェックしてOK
Revitプロパティセットを書き出しに✔ - 後はファイル名を指定して書き出しボタンを押して書き出します。
このようにすれば、NavisworksでもACCでもRevitのプロパティを見ることができます。ただし値のないプロパティは書き出されません。