ドアパネルのタイプを作成
(2)で作成したドアパネルを開き、複数のタイプを作成します。
Step by Step
(1) [作成][プロパティ][ファミリタイプ]を開き、次の値を設定。「新しいタイプ」ボタンをクリックして、名前を「スリットガラス」とし[OK][適用]を押す。
![](//1.bp.blogspot.com/-T42C-_-OqUc/Vq0-p6xy2mI/AAAAAAAAC_k/xE-0Fs8KISQ/s400/tut503.PNG) |
スリットガラス |
(2) 同様に以下の二つのタイプを作成する。
![](//1.bp.blogspot.com/-3ew1rsxzqhQ/Vq0_H4lgCwI/AAAAAAAAC_w/WVk40m4HFJs/s400/tut504.PNG) |
小窓 |
![](//3.bp.blogspot.com/-5bQ9aJwm2Lk/Vq0_HgHGzjI/AAAAAAAAC_s/gXuZRlvJpZ0/s400/tut505.PNG) |
框 |
(3) タイプを切り替えて、正しく形状が変化するかを確認する。
![](//4.bp.blogspot.com/-Li4UoApp4xM/Vq0_H46vIII/AAAAAAAAC_0/AWn6PiMTHPU/s400/tut506.png) |
スリットガラス、小窓、框 の各タイプ |
(4) 上書き保存する。
枠にパラメーターを設定する
(1) 前回作成した枠を「片開き扉 大枠.rfa」として保存。
(2) [作成][プロパティ][ファミリタイプ]をクリックし、パネル幅とパネル高さの「式」を以下のように設定する。
- パネル幅=幅+2*戸当見付
- パネル高=高さ+戸当見付-アンダーカット
(3) [挿入][ファミリエディタ][ファミリをロード]で「部品_ドアパネル(ガラス).rfa」を挿入。プロジェクトブラウザで複数のタイプがロードされていることを確認する。
![](//2.bp.blogspot.com/-UI3FUiXgFFE/Vq1B40pzdPI/AAAAAAAADAI/Bp0emZ7nxgk/s320/tut508.PNG) |
スリットガラス、小窓、框の3タイプの存在を確認 |
(4) 「スリットガラス」をダブルクリックし、関連付けボタンを使用して以下のタイプパラメーターを、関連付ける。
![](//3.bp.blogspot.com/-EM1Dv_CjTZM/Vq1GEkId0yI/AAAAAAAADAk/zqDusSHk3Nk/s400/tut510.png) |
パラメーターを関連付ける |
(5) 下記のパラメーターの関連付けボタンを押して、「パラメータを追加」ボタンをクリックし、同じ名前のパラメータを、同じパラメーターグループに新規に作成し関連付ける。
- 記号_ガラス_長さ
- 記号_ガラス_間隔
- マテリアル_ガラス
![](//4.bp.blogspot.com/-op5cUivWPCo/Vq1HkDcyc1I/AAAAAAAADAw/R__PFRtWjUY/s400/tut511.png) |
マテリアルを新規作成して関連付ける |
(6) (4)(5)を「小窓」「框」について繰り返す。なお、(5)についてはすでに追加されているパラメータ尾を選択するだけで、新規にパラメータを作成する必要はない。
(7) [作成][モデル][コンポーネント]でスリットガラスのタイプを適当な位置に配置する。
(8) 配置したドアパネルを選択し、オプションバーの[ラベル]から「<パラメータを追加...>」を選択する。
![](//3.bp.blogspot.com/-QouzIvFXv7I/Vq1LH7f5zEI/AAAAAAAADA8/aF8zNRmJGDY/s400/tut512.png) |
パネルを選択し、<パラメータを追加...> |
(9) 名前を「パネル形状」、パラメーターグループを「その他」としてOK。
![](//1.bp.blogspot.com/-JSKGwOfdHnI/Vq1Lw4kkJNI/AAAAAAAADBE/j2l0zgRQBe4/s400/tut513.PNG) |
パネル形状 |
(10) [作成][プロパティ][ファミリタイプ]を選択し、その他グループの「パネル形状」パラメータを変更し、形状が変化することを確認します。
パネルの位置をロックする
ここまででパネルの幅などのサイズは正確になりました。最後にパネルを正しい位置にロックします。
Step by step
(1) 平面図を開いて、パネル厚パラメータが設定されている参照面の間にもう1枚参照面を作成しEQでロックする。
![](//3.bp.blogspot.com/-l0nft-zHSUI/Vq1MvCoMQQI/AAAAAAAADBQ/QGagq-_jYG4/s400/tut507.png) |
参照面(赤↓)を追加し、寸法を作成してEQでロックする。 |
(2) [修正][修正][位置合わせ]を使って、パネルの中心を左右方向、上下方向の中心にロックする。
![](//4.bp.blogspot.com/-w1VB1Ch2DEw/Vq1OBL_l6GI/AAAAAAAADBc/C2FCxyA15jQ/s400/tut514.png) |
中心をロック |
(3) パネルのインスタンスパラメータ「オフセット」を「アンダーカット」に関連付ける。
![](//2.bp.blogspot.com/-nszSaVdv6M0/Vq1OmBcvySI/AAAAAAAADBk/ZajgjD04PgQ/s400/tut515.png) |
オフセットを「アンダーカット」に関連付ける。 |
(4) 「ガラス記号反転表示」の関連付けボタンを押して、同じ名前、同じパラメータグループに
インスタンスパラメータを作成する。
![](//4.bp.blogspot.com/-CJNtZk0Ugb4/Vq1P8vB5YpI/AAAAAAAADBw/T8A9zGT3u2M/s400/tut516.png) |
インスタンスパラメータを作成し関連付ける |
開き勝手の設定
平面図の開き勝手を追加します。
Step by step
(1) 平面図を開いて[挿入][ライブラリからロード][ファミリをロード]で、(3)で作成した「記号_片開き_平面.rfa」をロードする。
(2) [注釈][詳細][詳細コンポーネント]で適当な位置に配置する。
(3) 配置した開き勝手を選択し、インスタンスパラメーター「記号_幅」を「パネル幅」に関連付ける。
![](//3.bp.blogspot.com/-0VHXm07eyvI/Vq1VzHY4f3I/AAAAAAAADCA/HF07ssnEbuU/s400/tut517.png) |
記号_幅をパネル幅に関連付ける |
(4) s記号_角度をパラメータ「記号_角度」をパラメーターグループ「拘束」にインスタンスパラメーターとして追加する。
![](//2.bp.blogspot.com/-SDdKlyZ7Ylw/Vq1XUU9V7JI/AAAAAAAADCU/wEJrjQAvjm4/s400/tut518.png) |
インスタンスパラメータを追加 |
(5) [修正][修正][位置合わせ]を使って、下の図を参考にしてロックする。
![](//2.bp.blogspot.com/-5_NRWBDUQ2c/Vq1YWBcC6xI/AAAAAAAADCg/0SvYwECd_5M/s400/tut519.png) |
開き勝手をロックする |
(6) [作成][プロパティ][ファミリタイプ]を開き、「記号_角度」の値を90にする。
動作の確認
以上で、一通りの設定が終了しました。立面図の開き勝手については、今回と(3)を参考に作成してみてください。
プロジェクトにロードして振る舞いを確認しましょう。
![](//4.bp.blogspot.com/-Mi1_TjWmHQk/Vq1Zt2aST-I/AAAAAAAADCs/B7kst-d7hCg/s400/tut520.png) |
簡略と標準・詳細 |
![](//3.bp.blogspot.com/-jIzKA_QkCuw/Vq1bIIU689I/AAAAAAAADC4/bl93_DJ0KCo/s400/tut521.png) |
幅や高さ、パネルの形状を変更してみてください。 |