コンクリート階段の取り合い
階段が複数階にわたる場合、階段下端の踊り場または床との取り合いが気になるところです。
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| 今回のテーマは階段下端の取り合い |
この図のようにきれいに取り合うにはある程度の条件が必要です。簡単に練習してみましょう。
練習
コンクリート階段を作成する。
- 建築テンプレートを使って新規プロジェクトを作成。
- 立面(立面)-南を開く。
- レベル２を3500mm情報にコピーして、レベル3を作成。
- 平面図-レベル１を開く。
- 建築タブ＞階段パネル＞階段
- タイプセレクタから現場打ち階段：コンクリートを選択
- プロパティウィンドウで
- 基準レベル：レベル１
- 基準レベルオフセット：0
- 上部レベル：レベル２
- 上部レベルオフセット：0
- 蹴上数：18
- 現在の踏面奥行：240
- オプションバーで
- 経路：中心
- オフセット：0
- 実際の経路幅：1200
- 修正｜作成階段タブ＞ツールパネル＞手摺でなしを選択。
- 任意の位置をクリックして下の図のように階段経路を作成。
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| 経路幅1200で階段を作製 |
- 両方の階段経路を選んで、下方に100mm移動。
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| 100mm下に移動 |
- 左の階段経路を１段分下へ移動。
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| １段ずらす |
- 修正｜作成階段タブ＞コンポーネントパネル＞踊り場
- 修正｜作成階段タブ＞コンポーネントパネル＞スケッチを作製で下の図のように踊り場をスケッチし、モードパネル＞終了
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| 踊り場をスケッチ |
- モードパネル＞✔（編集モードを終了）
- 3Dビュー＞{3D}を開き、状況を確認
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| 完成したコンクリート階段（マテリアルは変更しています。） |
踊り場の厚さを変更する
踊り場が少々分厚いので、これを150mmの厚さに変更します。
- 出来上がった階段を選択し、[タイプを編集]
- 踊り場のタイプで[...]をクリック。
- [複製]をクリックし、名前を「150 mm 厚さ」としOK。
- 一体式階段の厚さを150としてOK。
- 踊り場の厚さが薄くなったことを確認。
レベル２へコピー
- 作製した階段を選択してCTRL+Cでクリップボードへコピー。
- 修正｜階段タブ＞クリップボードパネル＞貼り付け▼＞選択したレベルに位置合わせ（上側）
- レベル２を選択してOK。
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| 踊り場と階段経路が取り合っていない |
取り合いの調整
- 上側の階段を選択し、修正｜階段タブ＞編集パネル＞階段を編集
- 階段経路を選択。
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| 下端の厚さが足りない |
- プロパティウィンドウで蹴上げの基準より下に延長を-150として適用。
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| 踊り場の厚さと同じだけ下に延長する |
- 修正｜作成階段タブ＞モードパネル＞✔（編集モードを終了）
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| 完成 |
