2025年12月6日土曜日

モデルコーディネーション基礎(1/3)~準備編

Model Coordination

Autodesk Construction Cloud(以降ACC)のModel Coordinationを使うためのコツを解説します。

モデルコーディネーションを使いこなそう!

Model Coordinationは言ってみれば「自動干渉チェック」です。Docs上の指定したフォルダ内にある複数のデータ(rvt,ifc,dwg,nwcなど)同士の干渉を総チェックする仕組みです。次の2ステップです。

  1. 干渉チェック用データの準備
  2. 統合モデル空間の準備

干渉チェック用データの準備

まず、Revitのファイルを開き、干渉チェックの対象となる要素を表示した3Dビューを作成します。干渉チェックの対象はファイルではなく3Dビューであることがポイントです。例えば

  1. 対象となるカテゴリだけを表示した3Dビュー
  2. 断面ボックスを使って対象となる範囲だけを表示した3Dビュー

などを作成しておきます。例えば・・・・

  • 意匠モデルの例:全体を表示したビュー
    意匠全体を表示したビュー


  • 意匠モデルの例:区画壁のみを表示したビュー
    区画壁のみを表示したビュー

  • 構造モデルの例:構造体全体を表示したビュー
    構造全体を表示したビュー

  • 設備モデルの例:電衛空全体を表示したビュー
    MEP情報のみを表示したビュー

などを用意します。

ヒント

  • Model Coordinationでもプロパティなどのルールによって対象要素を絞り込むことはできるが、あらかじめ操作に慣れたRevitでビューを用意しておくとよい。
  • Revitであればルールに基づかない任意の要素だけを表示したビューが作成できる利点がある。

その他の注意事項

ビューの名前をわかりやすく!

作成した干渉チェック用ビューにはわかりやすいビュー名を付けましょう。例えば、「干渉チェック_」を接頭するというようにしてください。

トリミング領域は使わない!

ビューのプロパティ「ビューをトリミング」はオフにしてください。オンにしておくとモデルコーディネーション上でトリミング領域外の要素はゴースト表示されますが、干渉検査の対象にはなりません。誤解しやすいのでオフにしておくのが無難です。

ビューをトリミングはOFFが推奨

IFCについて

IFCも干渉チェックの対象です。ヘルプにはけっこう細かな制限が書いてあるのですが、IFCであればだいたい問題はないようです。AVEVA E3D Design(3.1.8.0 以降)から書き出されたIFCも対象なので、プラント建屋を設計している方には朗報ですね。

パブリッシュ設定

作成した官庁チェック対象の3Dビューをパブリッシュ設定します。これが重要で、ビューを作成しただけでは干渉チェックの対象とはなりません。必ずパブリッシュ設定をしておきます。

セット00_ModelCoordinationを作成し、3Dビュー:干渉チェック_全体のビューを含めている例。この状態で保存して閉じる

統合モデル空間の準備

Docsでフォルダを作成

ACCで対象となるプロジェクトを開き、製品ピッカーでDocsに切り替えます。

Docsをクリック

そして、干渉チェックの作業場となるサブフォルダを作成します。

干渉チェックの作業場(サブフォルダ)を作成

このフォルダの中に配置するデータが干渉チェックの対象となります。特別なことは必要なく、単純に任意の場所にフォルダを作成してください。

そして準備したファイルを作成したフォルダに配置します。このときリンクファイルは特に必要ありません。

ファイルをアップロード
それぞれクリックして、干渉チェック用のビューがパブリッシュされていることを確認してください。

パブリッシュの状況を確認する


統合モデル空間の指定

統合モデル空間とは要するに干渉チェック対象データが配置されているフォルダのことです。次の手順で作成したフォルダを統合モデル空間に指定しましょう。

  1. 製品ピッカーをModelCoordinationに切り替えます。

  2. [設定]をクリックし、[統合モデル空間を作成する]をクリック。

  3. 名前を指定し、統合モデル空間のメインフォルダを選択で、作成したフォルダを指定します。

  4. [干渉チェックをオン]をクリックし、右下の[作成]ボタンをクリックします。

干渉チェックの結果を見る

以上の手順で干渉チェックが自動で行われます。ModelCoordinationの干渉部位をクリックすると結果が表示されます。
[干渉部位]で状況を確認

この表には縦横軸にフォルダ内のパブリッシュされてすべてのビューが表示されて、それぞれのビューで干渉している箇所を示しています。この数字のセルをクリックすると・・・
干渉チェック結果

干渉チェックの結果が表示されます。

次回はこの干渉チェック結果を検証するときのコツについてお伝えします。

2025年11月29日土曜日

地下躯体と地形ソリッド

地下躯体と地形ソリッド

基礎・基礎梁・敷砂利と地形ソリッドの取り合いについて考察してみます。地形ソリッドと躯体をどのように関係づけるとベストなのか?目標は次のような断面になることです。

躯体と地形ソリッドの関係

2025から掘削という機能が加わりましたが、掘削を使用すると敷砂利が地形ソリッドに食い込むようなモデルにはなりません。

捨てコンで掘削すると隙間ができてしまう

もっともお手軽な方法は

  1. ボイドのみのインプレイスファミリで地形ソリッドを大まかに切取り
  2. 躯体と捨てコンで地形ソリッドを切り取り

の2段階で"切り取り"を行う方法です。

事例

次のような一部埋め戻しのある地下躯体と地形ソリッドを作成する手順を紹介します。

一部埋め戻しのある地下躯体
捨てコン・埋め戻し・地下躯体の関係に注目

底板の下端は設計GL-2100、フーチングの下端はGL-2400です。

インプレイスのボイドで地形ソリッドを切り取る

  1. 地下躯体が表示されている平面ビューを開きます。ワイヤーフレーム表示にすると躯体が確認しやすくなります。
  2. 建築タブ>作成パネル>コンポーネント▼>インプレイスを作成
  3. カテゴリは地形ソリッド
  4. 名前は掘削1とします
  5. 作成タブ>フォームパネル>ボイドフォーム▼>押し出し
  6. 掘削する範囲をスケッチします。

  7. 作業面パネルで設定▼>作業面を設定でレベル:設計GLを選択
  8. プロパティウィンドウで押出 終端を-2100(底板の下端のレベル)、押出始端を0より大きな値にします。
  9. モードパネル>✔
  10. ジオメトリパネル>切り取り
  11. 地形ソリッド→ボイドの順でクリックし、地形ソリッドをボイドを関連付ける
  12. インプレイスエディタ>✔モデルを終了
この時点で大部分の地形ソリッドがくり抜かれて地下躯体が現れます。
地下躯体が露出する

地下躯体と捨てコン敷砂利で地形ソリッドを切り取る

まだ、一部の基礎、柱、捨てコンは地形ソリッドと干渉しています。切取りを使って仕上げます。
  1. 修正タブ>ジオメトリパネル>切り取り
  2. オプションバーの複数の切断をチェック
    複数の切断

  3. 地形ソリッドを選択し、捨てコン、基礎、柱など地形ソリッドから切り取りたい要素を連続して選択します。断面や3Dビューで確認しながら丁寧に選択します。
以上の2段階の切り取りにより、地下躯体と地形ソリッドがきれいにとりあいます。
地形ソリッドと地下躯体

使用するのは切り取りだけなので、Revit2024でもこの手法が使えます。Revit LTでインプレイスファミリが使えない場合は、ボイドのみの矩形のファミリを組み合わせて使用するとよいでしょう。

2025年11月22日土曜日

外部仕上表と立面図

サンプル意匠.rvtの外部仕上の仕組み

サンプル意匠.rvtを開いて、シート「0101 - 立面図(1)」を開きます。ここには集計表で外部仕上が表示されていますが、これはプロジェクト内に配置された「一般モデル_材料表」のプロパティに設定されたマテリアルを集計しています。

サンプル意匠.rvtの外部仕上
このマテリアルを様々な要素にペイントなどで設定して、立面図ではマテリアルタグで表示する、という少々複雑な手段をとっています。

そこで、もっと簡単に立面図と外部仕上表をまとめる一例をご紹介します。

使用するパラメータ

使用するパラメータは次のシステムパラメータのみです。

  • マーク(タイプ)
  • コメント(タイプ)
  • 説明

マーク(タイプ)には特定の接頭辞(ここでは"E")を設定し、集計表作成時にフィルタ項目として活用します。

コメント(タイプ)は部位(屋根、外壁、庇など)を設定します。これは集計表で見出しとして使用します。

説明はその内容を設定します。

プロパティを設定する

  1. ファイル>開く>サンプルモデル で「サンプル意匠.rvt」を開きます。
  2. ファイル>名前を付けて保存>プロジェクト で適切な位置に保存します。
  3. 表示タブ>作成パネル>3Dビュー
  4. 屋上の床を選択し、タイプ編集ボタンをクリックして、次のように設定します。

  • マーク(タイプ)=E1
  • コメント(タイプ)=屋上
  • 説明=【床】コンクリート金こて押え+防水(A)+断熱(B)+保護コンクリートt80 1/100

外部仕上情報の設定

これを外部仕上で表示したい部位に対して、繰り返します。マーク(タイプ)の値は、重複しないようにE2,E3...とカウントアップしてください。ただこれだけです。時にはタイプ複製することも必要になりますが、外部仕上として表示したい要素に対して、丁寧に各プロパティを設定します。

作業のヒント

1101-立面図(1)に配置されている集計表:11 立面図凡例 外部仕上の仕上の情報を参考にしてください。説明の書式・内容は適宜アレンジしてください。

この集計表を開き、ファイル>書き出し>レポート>集計 でCSVファイルに書き出して編集し、テキストをコピペすると作業が楽です。

集計表をCSVファイルに書き出し、編集してコピペすると作業が早い

注意事項

  • カーテンウォールの場合は、カーテンパネルに設定してください。
  • パーツではなく、オリジナルの要素に設定してください。
  • 南側PC板はデザインオプションが設定されているので、 オプションBに切り替えて設定してください。
    カーテンパネルのタイププロパティに設定する

外部仕上集計表を作成する

  1. 表示>作成パネル>集計▼>集計表/数量
  2. カテゴリは「マルチカテゴリ」、名前を「外部仕上表」
  3. フィールドに「コメント(タイプ)」「マーク(タイプ)」「説明」を追加
    フィールドタブ

  4. フィルタで「マーク(タイプ)」「で始まる」「E」
    フィルタタブ

  5. 並べ替え/グループ化を次の図のように設定します。各インスタンスの内訳のチェックは外します。
    並べ替え/グループ化

  6. 書式タブでコメント(タイプ)を非表示に設定します。
    書式タブ

  7. OK
    外部仕上

マルチカテゴリタグの作成

外部仕上情報は様々なカテゴリのファミリに設定しました。この情報を立面ビューや断面ビューに配置するためにはマルチカテゴリタグが便利です。タイプパラメータ説明を表示するマルチカテゴリタグを作成します。
  1. ファイル>新規作成>ファミリ で注釈フォルダのマルチカテゴリ タグ(メートル単位).rftを選択します。
※ファミリテンプレートがインストールされていない場合は、Autodesk Accountを開き、すべての製品とサービス>Revit>バージョン>ライブラリでJapanese Content for Revit 各バージョン番号 をダウンロードして設定してください。


  1. 作成タブ>文字パネル>ラベル で参照面の交点付近をクリック
  2. ラベルを編集ダイアログボックスで説明を追加しOK
  3. 作成されたラベルを選択し、タイプ編集ボタンを押して、適切なフォント、矢文字サイズなどを設定する。

  4. 名前を付けて保存する。ここでは「タグ マルチ 説明」としました。

  5. プロジェクトにロードします。

立面図にマルチカテゴリタグを配置

設定した説明プロパティを立面図や断面図で、マルチカテゴリタグで表示します。
  1. プロジェクトブラウザ>ビュー>建築>11 立面>立面図>南立面図を右クリック>ビューを複製>複製
  2. ビューのプロパティのビューテンプレートを<なし>
  3. パーツ表示をオリジナルを表示
  4. 注釈タブ>タグパネル>マルチカテゴリ
  5. 任意の要素をクリックして、タグを配置します。
    マルチカテゴリタグで外部仕上を表示

サンプル同様に、マルチカテゴリタグにマークを表示し、マークを表示した外部仕上集計表をシートに配置してもいいでしょう。
マーク(タイプ)をタグで表示

マーク(タイプ)と説明をフィールドに持つ集計表

この方法で、平面図でも立面図でも断面図でも、あらゆるビューで統一した情報を表示することができます。

2025年11月15日土曜日

CadMouse

マウスは何を使ってますか?

今回は珍しくハードウェアのお話です。最近新しいマウスを手に入れました。3D ConnexionのCadMouse Pro Wirelessです。

CadMouse Pro Wireless

3D ConnexionといえばSpace Mouseが有名ですよね。皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?

SpaceMouse Wireless

今回入手したのは一見普通のマウスに見えるCadMouse Pro Wirelessですが、3か月使ってみたところこれがまたとてもよくできていることがわかったので、Revitを日常的に使用している皆さんにその使用方法について紹介します。おすすめです!

大きな特徴は「CAD操作に特化したマウス」ということです。専用のドライバ「3Dx Ware」をインストールすることでCADを操作するための様々なメリットを享受することができます。

接続について

CadMouse Pro WirelessとPCとの接続方法は
  • Bluetooth
  • 専用レシーバ(付属)
  • 有線(付属USBケーブルTYPE-A)
があります。もしもPCのUSBポートに余裕があるならば、有線での接続をお勧めします。とてもしなやかなUSBケーブルが付属しています。反応速度を重視する方は有線がよいでしょう。
付属ケーブルはとってもしなやか

ノートPCなどでUSBポートにゆとりがない場合はBluetoothでも問題ありません。堅牢なケースも付属しているので持ち運びにも便利です。
ケースが付属していて持ち運びに便利

ボタンレイアウト

Cad Mouse Proのボタンは次のように配置されています。
CadMouse Proのボタンレイアウト

Windowsでは珍しい中ボタン、およびラジアルメニューボタンが特徴的です。それぞれの使い方を見ていきましょう

画面操作はマウスだけで完結

Revitの画面を操作する際、普通のマウスだと

  • 画面の縮小拡大 → ホイール回転
  • オービット → SHIFTキーを押しながらホイールプレス
  • 全体表示 → ホイールダブルクリック
  • 画面移動 → ホイールプレス

でしたが、CAD Mouse Proの場合はSHIFTキーを押す必要がありません。つまりマウスだけで画面操作がすべて可能になります。

  • 画面の縮小拡大 → ホイール回転
  • オービット → ホイールプレス
  • 全体表示 → 中ボタンダブルクリック
  • 画面移動 → 中ボタンプレス

この画面操作方法は非常に優れています。特に優れているのは

  • マウスを持つ手だけで操作が完結(SHIFTキーを押す必要がない)
  • 重いホイールをダブルクリックする必要がない

の2点です。頻繁に行う画面操作の負担が大きく軽減されることはRevit操作においてたいへんなメリットです。

また、親指ボタンはクイックズーム機能が割り当てられています。

◀ボタン=10倍拡大

▶ボタン=1/10倍縮小

この中ボタンとホイールの操作に慣れると、この上なく楽ちんで、もうほかのマウスには戻れない感じです。

秀逸なラジアルメニュー

Revitを操作しているとき、ラジアルメニューボタンを押すと、よく使うコマンドへのショートカットがマウスポインタの周囲に表示されます。

とても便利なラジアルメニュー

使い方は簡単で、Revitを操作中にホイールボタンの手前にあるラジアルメニューボタンを押すと、マウスの周りにコマンドボタンが表示されます。

マウスポインタを使用したいコマンドアイコン上を通過させる、あるいはコマンドアイコンをクリックするとそのコマンドが起動します。

例えば、壁を選択しておいて、ラジアルメニューボタンをクリックし、

ラジアルメニューのタイプ編集アイコン上をマウスを通過させると

タイププロパティウィンドウが開きます。クリックしなくてもいいところがポイントで、手指への負担を軽減してくれます。

このラジアルメニューは現在アクティブなアプリケーションを自動判定し、アプリケーションごとに異なるメニューを表示します。例えば、AutoCADではこのようになります。

AutoCADでのラジアルメニュー

ラジアルメニューを変更する

ラジアルメニューはいくつかのパターンがあらかじめ登録されていて、設定で切り替えることができます。タスクバーの検索ウィンドウに"3dconnexion"と入力し、設定アプリを起動します。この状態でRevitのウィンドウ内をクリックすると、設定アプリがRevitを認識します。

左上に認識しているアプリが表示される

[ボタン]をクリックして、ボタン設定ウィンドウを開きます。次にラジアルメニューの右の>ボタンをクリックします。

ラジアルメニューの>ボタンをクリック
表示されたメニューの中からRadialMenuをクリックして展開すると様々なコマンドセットが既に定義されていることがわかります。

いろいろなコマンドセットが定義されている

これらを選択することで、表示されるラジアルメニューを変更することができます。それぞれの内容をご紹介します。

3D Group


Archtectural Annotate

Edit Group


Most Common

Structural Edi

Structural Model

Systems Annotate

Systems Model - Electric

Systems Model - MEP

Systems Model - Plumbling

さすがCADマウスというだけあって、Revitユーザーのことをよく研究しています。私のお気に入りは「Edit Group」です。

ラジアルメニューをカスタマイズ

これらの規定のコマンドセットではなく、自分でコマンドをカスタマイズすることもできます。お気に入りのコマンドセットを作成する手順を見てみましょう。Revitがアクティブな状態でボタン設定ウィンドウを開きます。次にラジアルメニューの右の>ボタンをクリックし一番下にある「新規ラジアルメニュー」をクリックします。

新規ラジアルメニュー

ラジアルメニューエディタでまずラジアルメニュー名を設定します。

つぎにメニューのアイコンをクリックし、アイコンの選択ウィンドウでアイコンを選択します。このアイコンはカスタムアイコンでお好みのアイコンを設定できます。単なる目印なので気楽に設定してください。

好みのアイコンを設定する

レイアウトで4分割または8分割を選びます。

8分割を選択したところ

8分割を選択すると、右側に1~8のコマンド割り当てボックスが表示されます。

例えば1に位置合わせを設定したい場合は、1の右端の>をクリックし、

Autodesk Revit>修正>修正>位置合わせ

と選択します。Revitのタブ名>パネル名>コマンド名の順です。

タブ名>パネル名>コマンド名 の順で追っていく

これでコマンド1に位置合わせが設定されます。

コマンド1に位置合わせが割り当てられた

この手順で、のこりのコマンドも割り当てます。

全てに割り当てる
保存を押して、Revitで確認します。

お気に入りのコマンドセットを作ろう!

試したところ、これらのコマンドは標準だけではなく、カスタマイズしたコマンドも登録可能になっていました。

親指ボタンにラジアルメニューを割り当てる

親指ボタン(◀と▶)にラジアルメニューを割り当てれば、合計3つのラジアルメニューを使い分けることができます。
例えば、設定アプリで次のように割り当ててみます。
3つのラジアルメニューを割り当てる

こうすることで、合計24のコマンド+片手での画面操作が可能になり、Revitの操作性がものすごく向上することを実感しました。少なくとも私にとって、現時点で最高のRevit用マウスです。

CadMouse ProはRevitの操作性を大きく向上させ、毎日の作業の負担を軽減してくれます。入手は直販サイトやアマゾンなどで可能です。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?