2025年6月8日日曜日

建築工事標準詳細図(2-41) ~地下二重壁

 地下二重壁

建築工事標準詳細図シリーズ、2-41は地下二重壁です。

地下二重壁のモデリング
2-14-1では地下二重壁はRC150mmをH150mm立ち上げて、鉄骨下地窯業系サイディングの壁を梁下まで立ち上げています。

サンプルデータ(v2024)ダウンロードはこちらから

データの見方

3Dビューでは次の図の位置にあります。

3Dビュー
平面図は平面図 BFLを参照してください。ここから標準図や断面図に移動することができます。
平面図 BFL

断面図 2-41-1にも吹き出しを作成して標準図に移動できるようにしてみました。

断面図 2-41-1

二重壁

モデルの二重壁には重ね壁を使用しています。RC立上り部と上部の窯業系サイディングの壁タイプを仕上面外部で位置合わせしてタイプを構成しています。

重ね壁の構成

二重壁タイプを作成すると上下の壁の位置合わせに気を遣うことがないため効率的に整合の取れたモデルを作成できます。

点検口

点検口は壁ホストの造作工事カテゴリとしてファミリを作成しました。標準図をみると特段開き勝手はなさそうなので簡易な形状としています。

点検口のファミリ

標準図

標準図は製図ビューの「2-41-1 地下二重壁」です。このビューはPDFを600DPIで1:20に設定した製図ビューに読み込んで、"スナップを有効にする"をオンにしたうえで、詳細線分でなぞって作成しました。

読み込んだPDFのスナップを有効にする

CADベース(ベクトルベース)のPDFであれば、このスイッチをオンにすることで、PDFの線にスナップを効かせることができます。

製図ビュー

Cチャンネルやアングルは詳細項目ファミリを作成しています。形状が決まっているものはファミリにしたほうが扱いが簡単です。

詳細項目ファミリ

ご利用についてのお願い

ファミリも製図ビューも、サンプルファイル内の要素は、なんでも自由に利用していただいて結構ですが、何があっても責任は一切負いませんので自己責任でご利用ください