2026年1月25日日曜日

Data Exchange と IFC

Data Exchange

「Data Exchange」または 「データ交換」とは、「全体または部分の形状情報と属性情報をACCを経由して異なるソフト間で交換する手段」です。

Data Exchange

皆さんも、言葉は聞いたことはあるでしょうが、実際にどんなものか体験してみないとわからないものです。今回はIFCからデータ交換を作成してRevitに取り込むという過程を体験してみましょう。

※Autodesk Construction Cloud Docsへのアクセス権が必要です。

※IFCからデータ交換が作成できるのは、2025年7月22日以降に作成されたプロジェクトです。

コネクタのインストール

まず必要なのはコネクタと呼ばれるプラグインです。これはAutodesk Accountの[すべての製品とサービス]でRevitを選択し、適切なバージョンの[プラグイン]をクリックし、Autodesk Data Exchange Connector for Revit(バージョン)をダウンロードして、インストールします。


コネクタを入手

インストールしてRevitを起動すると、Revit 2026/2025/2024の場合は、コラボレートタブ>共有パネルに[データ交換]アイコンが表示されます。

コラボレーションタブ>共有パネル

IFCからデータ交換を作成

  1. IFCデータをACC Docsにアップロードします。今回はRevitに標準添付される「サンプル設備.rvt」をIFC4x3の形式で保存して、ACC Docsのフォルダに保存しました。
  2. 次にデータ交換を保存するフォルダを作成しておきます。(→のフォルダ)
    データ交換を保存するフォルダを作っておく

  3. アップロードしたIFCファイルをクリックしてビューアを開きます。
  4. 左側サイドバーの[データ交換]をクリック
    データ交換をクリック

  5. データ交換パネルには規定値で3つのフィルタが表示されます。このフィルタはカスタマイズできますが今回はこのまま使用します。
  6. 一番上のIFC Attribute/IfcClass で、データ交換に含めたい任意の項目をチェックします。全部チェックしてもOKです。今回はダクト関連のみということで次の図のように選択してみました。
    データ交換に含める項目をチェック

  7. データ交換パネルの一番下にある[交換を作成]をクリック
  8. 保存先と、名前を設定して[交換を作成]
    交換を作成


  9. 保存先に指定したフォルダに、データ交換ファイルが作成されたことを確認します。
    データ交換ファイルが作成された

Revitで取り込む

このデータ交換ファイルをRevitで取り込んでみます。本来はサンプル意匠.rvtを開いて取り込むべきでしょうが、どんな状態で取り込まれるのかを分かりやすくするために、あえて建築テンプレートを使った新規プロジェクトに取り込んでみます。
  1. 建築テンプレートを使用して新規プロジェクトを作成し、3Dビューを開きます
  2. コラボレートタブ>共有パネル>データ交換
  3. [Load]または[Load Exchange]ボタンをクリック
    Loadボタンをクリック

  4. 目的のデータ交換ファイルを指定して[Create]をクリック
    アカウント、プロジェクト、ファイルを指定

  5. レベルをインポートするかどうか(今回はオフ)、取り込んだデータをグループ化するかどうか(今回はオフ)、基準点(今回はProject Base Point)を選択して、[Load]をクリック
    条件を設定してLoad
  6. 取り込みにはしばらく時間がかかります。
    取り込みが開始される

  7. 取り込みが完了しました!
    データ交換を取り込んだ状態

取り込まれたデータはすべてDirect Shapeで構成されますが、IFC関連のデータは保持しています。
形状と属性情報を維持している

カテゴリも対応するカテゴリになっているので、カテゴリの表示非表示にも対応できます。

データ交換はRevitのデータからでももちろんできます。時間のかかるデータ変換作業をクラウドに任せられるのは大きなメリットです。