オリジナルのPsetをつくる
前回はRevitプロパティをすべてIFCに書き出す方法を紹介しましたが、任意のパラメータを出力する方法を紹介します。カギとなるのはおなじみの「集計表」です。集計表を作るだけでオリジナルのPsetをつくってIFCとして出力することができます。
Revit標準添付のサンプル意匠.rvtで試してみましょう。
- まず集計表:20 ドア 建具表 SDを複製して名前を"Pset_Door"に変更します。
- 集計表のプロパティ「フィルタ」で「建具種類」「より大きい」「(空白)」としてすべてのドアを表示します。
フィルタの設定を変更 - 3Dビューを表示
- ファイル>書き出し>IFC
- "設定を変更"ボタンをクリック
- IFC4 Reference View [建築]を選択し、ダイアログボックス左下の"選択にもどついて新しい設定を作成します。"ボタンをクリック
- 名前を「IFC4 Reference View [建築] _Pset集計表」などに変更しOK
- プロパティセットタブで"集計表をプロパティセットとして書き出し"に✔
- さらに"タイトルにIFC、Pset、Commonが含まれる集計表のみを書き出し"に✔
書き出し設定 - OK
- ファイル名を指定して"書き出し"ボタンをクリック
IFC共通プロパティセットと基本量
"IFC共通プロパティセットを書き出し"をONにすると、IFC標準の属性(Pset_○○)が自動で出力されます。
IFC共通プロパティセット
また、"基本量を書き出し"をONにすると、数量(面積・体積・長さなど)がIFCに書き出されます。Qto_〇〇という項目が該当します。ドアで言えば、"Qto_DoorBaseQuantities"です。
連結フィールド
集計表で複数のパラメータの値を一つに結合して表示する結合フィールドもPsetとして出力することができます。サンプル意匠.rvtで新たに集計表"Pset_DoorMark"を作成し建具記号(建具種類+建具番号)の結合パラメータのフィールドを作成します。
集計表のフィールドはこれだけでも構いません。
| 結合パラメータ"DoorMark" |
Pset集計表を作成することで必要なパラメータのみをIFCデータに含めることができます。