![]() |
| 分割線とビュー参照 |
分割線はビューを分割する位置を示す高さのある線です。複数のレベルにまたがり、同じ位置で表示されます。
ビュー参照
ビュー参照は文字通りビューを参照する記号というかタグです。どのビューを参照するのかは手動で設定するのでいまいちRevitらしくはないのですが、ダブルクリックするとそのビューを表示するなど、大変便利な機能です。
作成した記号を電気器具ファミリにネストして、表示を調整します。コンセントは平面図では記号、立面図ではその形状を表示します。それぞれちょっとしたポイントがありますので、動画でご確認ください。
参考データ(バージョン2021)
電気器具のファミリを平面図に表示するときに記号を用いて表示するのですが、コンセントやスイッチは、実際の配置場所から上下左右にオフセットできたり、大きさを変更できる必要があります。今回はサンプルとしてコンセントの記号を取り上げてみます。
![]() |
| サイズ変更・オフセット可能な記号 |
ファミリの作成は文章にするとわかりにくいので、久しぶりに動画を作成しました。AKNとYouTubeで公開しています。
サンプルデータ(v2021)はこちらからダウンロードしてください。
電力コネクタには極・電圧・皮相負荷に加えて、負荷分類というプロパティがあります。これは文字通り負荷の種類を分類するものです。回路の接続先の盤では、負荷分類ごとに負荷の状況が集計されます。
次の図は負荷分類を「照明」に設定した照明器具と「電力」に設定した電気器具を配置して、一つの電灯分電盤に接続しているところです。
![]() |
| 1L-2にコンセント(電力)とダウンライト(照明)の回路を接続 |
盤1L-2を選択してプロパティを見てみると、接続されている負荷分類ごとに「接続」「指定需要」「接続電流」「推定需要電流」「需要率」が集計されています。
![]() |
| 盤のプロパティでは負荷分類ごとに状況を確認できる |
この電灯分電盤のパネル集計表を作成すると次の図のようになり、「照明」と「電力」それぞれの負荷の合計が下段に表示されます。前回少し触れましたが、パネル集計表のパネルとは、「盤」のことで、「盤集計表」といったほうがわかりやすいかもしれません。
![]() |
| パネル集計表も負荷分類ごとの総計が |
次の図は照明と電力をそれぞれの電灯分電盤に接続して、さらにこれらの電灯分電盤を配電盤(1L-1)に接続している場合です。
![]() |
| 1L-2と1L-3を配電盤1L-1に接続 |
![]() |
| システムブラウザで表示 |
配電盤のパネル集計表を作成すると、同様に照明と電力それぞれの負荷が集計されます。
![]() |
| 一番上位の配電盤には接続されているすべての負荷分類ごとの負荷が集計される |
ここで、1L-2に接続されている電力に設定した電気器具のいくつかの「負荷サブ分類モーター」にチェックを入れてみます。
![]() |
| 資格で囲んだコンセントの「負荷サブ分類モーター」に☑ |
これで1L-1のパネル集計表を見ると、負荷分類「モーター」が追加されています。
![]() |
| 負荷サブ分類「モーター」が追加されている |
負荷サブ分類モーターにチェックを入れると、「電力は電力でもモーターに使っている負荷」を別集計できる仕組みになっています。この「モーター」はRevitのプログラムにハードコードされている固定値でユーザーが変更することはできません。名前一致なので、「モーター」という負荷分類を追加して集計すると一緒に集計されます。モーターの負荷だけを特別に集計するのは米国の事情によるもののようです。
電力のコネクタには「平衡」と「不平衡」があります。どちらを選択してもシステムタイプは「電力」なので、回路に接続することができます。これはファミリの性質ごとに決めればよいのであって、特にプロジェクト全体になにか影響を及ぼすようなものではありません。
極数が1の時は平衡も不平衡も違いはありません。極数が2以上(といっても2と3しかありませんが)の場合に意味を持ってきます。次の図は単相三線式の配電方式に、コネクタを平行に設定した200Vコンセントと、不平衡に設定した200Vのコンセントを接続している様子です。いずれも極数は2で、二つの電力線を引き出しています。
![]() |
| 不平衡と平衡では皮相負荷の設定方法が異なる |
コネクタのシステムタイプが「電力-平衡」の場合、コンセントに設定したトータル負荷が、それぞれの極に均等に配分されます。コネクタのプロパティも次の図のように「皮相負荷」のみが利用できます。
![]() |
| 平衡+極数2 |
コネクタのシステムタイプが「電力-不平衡」の場合、各極にそれぞれ皮相負荷の値を設定できます。
![]() |
| 不平衡+極数1 |
![]() |
| 極数3の場合 |
極数が1の場合は、平衡でも不平衡でも、電圧線が1本しかないので、いずれにしても設定できる皮相負荷は一つだけです。
![]() |
| 極数が1の場合は、結果としては同じ |
平衡、不平衡の設定はどのような効果があるのでしょうか?これは回路を介して分電盤に接続されたときに現れます。
たとえば次のように分電盤にコンセントが接続されていたとします。200Vコンセントは不平衡と平衡に設定されています。
![]() |
| 接続例 |
![]() |
| P5,6の回路に注目 |
このように皮相負荷は、相ごとに集計されますので、配電盤で電力の平衡を細かく調整したい場合は不平衡を選択しておくとよいでしょう。どちらを選択しても電力システムとして回路を構成できるので、ファミリの性質や、普段の業務スタイルなどの条件でどちらかに決めるとよいでしょう。
形状が作成できたら次はコネクタを設定します。ファミリはコネクタを介して回路を経由して盤に接続されます。まずは電気コネクタをファミリに配置します。
コネクタの位置は「参照面」または「フォームの面」の中央に配置することができます。
![]() |
| 基準面のフォームを非表示にする |
![]() |
| コネクタを配置 |
![]() |
| 弱電のシステムタイプを選択した場合 |
| 単相二線式 200V から200Vを取り出す |
![]() |
| 単相三線式から200Vと100Vを取り出す |
![]() |
| 三相4線から200Vと400Vを取り出す |