Formaでは表示されない部屋の属性
RVTデータをFormaにアップロードしてビューアで見るとき、いつも困るのが「部屋」の情報が一切表示されないことです。部屋には仕上の情報その他、重要な属性が含まれているのになぜかFormaで表示することはできません。
ところがIFCに変換してFormaで閲覧すると、部屋の情報をIfcSpaceとして部屋形状と属性を出力・表示することができるのです。
サンプル意匠.rvtを使って、早速やってみましょう。
手順1:Pset集計表の作成
まず、出力用の集計表を作成します。
部屋カテゴリ、名前を"Pset_仕上表"として、次のフィールドを追加します。
| 仕上情報として出力したいフィールドを追加する |
並べ替えは特に必要ありませんが、一応レベル、番号の順にしておきます。
| 並べ替えは必須ではありません。 |
| 見出し名=プロパティ名 |
OKして出来上がった集計表を確認してください。
手順2:IFCに出力する
2026までは、IFC出力設定の「プロパティセット」タブで、
- 集計表をプロパティセットとして書き出し
- タイトルにIFC、Pset、Commonが含まれる集計表のみを書き出し
にチェックを入れます。
| ~v2026 |
Revit2027では、プロパティマッピングの[...]ボタンで、任意の集計表を直接指定します。また、プロパティ名もこのダイアログボックスで編集することができます。
| v2027のプロパティマッピング |
エリアは出力しない
IfcSpaceには部屋のほかにエリアと、設備のスペースが含まれます。エリアとスペースを出力しないようにしておくことがポイントです。
IFC出力設定の[一般]タブのカテゴリマッピングの[...]を押して、
意匠モデルではエリアとスペースのチェックを外しておきます。MEPモデルでは部屋とエリアのチェックを外すとよいでしょう。
| 意匠ではエリアとスペースは出力しない MEPでは部屋とエリアを出力しない |
Formaで見てみる
この状態で作成したIFCをFormaにアップロードしてビューアで表示し、モデルブラウザを見てみると、ちょっとわかりにくいですが部屋のプロパティが表示されます。
| FormaでSpaceが表示される |
BIMvisionで見てみる
BIMvisionで見るともっとわかりやすいです。
| BIMvisionでの部屋の表示 |
IFCを活用すれば、部屋の情報をビューアで直接読み取ることが可能になります。